握力

2016年12月22日(木)

筑波大学付属病院のリハビリで握力を計ってみたところ18.1Kgでした。

手術前の7月18日に計ったときは5Kgでしたから、なんと3倍以上の回復です!

まあ、手術前の時は、握力計を握れただけでも満足だったんですけどね。

常総ハイウェイウォーク

2016年12月18日(日)

圏央道の常総インターチェンジ開通を記念した、開通プレイベント「Joso Highway Walk」に行ってきました。


常総インターチェンジは、圏央道のうち、東関道・大栄ジャンクションから、西湘バイパス・茅ヶ崎ジャンクションの間で最後に残った区間であり、坂東インターと共に開通すれば千葉-茨城-埼玉-東京-神奈川が結ばれる、まさしく「首都圏横断」となるわけです。

その常総インターチェンジも平成28年度開通が確定したようで、今回のプレイベントとなったようです。最後のインターチェンジが開通ということは、プレイベントもこれが最後だろうと思い、ハイウェイウォークに参加してきました。


告知によると駐車場は2か所あり、それぞれから無料シャトルバスが運行されるとのことなので、自宅から近い方の、カントリーエレベーターに向かいました。ちなみにカントリーエレベーターとは、巨大かつハイテクなサイロのようなものらしいです。

バスは9:00から運行が始まるのですが、不覚にも着いたのが9:30近くで、すでに駐車場が満車となり、地域交流センターへと誘導されました。カントリーエレベーターは確かにバス待ちでものすごい行列ができていました。


地域交流センターの駐車場はまだ余裕がありましたが、乗車待ちの列はディズニーランド並みで、乗れたバスは自分が到着してから6台目でした。

会場に到着し、人生で初めてETCを歩いてくぐります。センサーやらカメラがあちこちに仕掛けられています。ゲート間を行き来する地下ピットを覗くこともできました。すごく狭そうです。



ゲートをくぐると、職業体験のイベントや飲食ブースが並んでおり、かなりの人でごった返していますが、それらには目もくれず、そのまま本コースへ進みます。

ジャンクションの旋回部入口のあたりに、空気で膨らませたゲートがありました。マラソン大会とかで見るアレです。「Joso Highway Walk」、「ウォーキングスタート地点」と書いてあります。

本線までは登坂です。登りの傾斜は思った程ではありませんでしたが、路面のカントは想像より傾いていた印象です。

本線に合流しました。なんかものすごい人の数です。常総市のお祭りだってこれほどの人が集まらないんじゃないかというぐらいの、人、人、人、また人です。


中央分離帯も設置されておらず、路側帯も分けられていないせいか、すごくだだっ広いアスファルト敷きの橋といった趣なんですが、まあ、とにかく集まった人の多さに驚かされました。

ここで記念のタオルをもらいました。

気が付けば、やたら挨拶をされてる面々を見かけます。茨城県西部から選出された女性国会議員とか県会議員、たぶん市会議員さんとかもいらしたんでしょうね。

あとは新聞の撮影やテレビのインタビュー、スポーツ少年団、本気でウォーキングに来たおじさんとか、種々雑多な人種が集まっています。


なにせ普段は時速100キロで通り過ぎてしまうところを、立ち止まっても誰にも文句を言われず、じっくり観察しながら歩けるのですから、のんびりしたものです。天気も良いし。


今回のコースは片道2キロなのですが、聞いたところ、小貝川までは行かないらしいし、時間も限られているので、折り返し地点まではいかず、1キロの案内地点で引き返しました。

開通した暁には、早くバイククルマで走りたいものです。

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今回クルマを停めた地域交流センターには、総合福祉センターもありますが、今日も室内では改修工事が行われていました。外には運び出された什器類が山積みになったままです。水害からの復興はいまだ道半ばだということを実感させられました。


2時間待ちのアリランラーメンを食するツーリング

2016年12月10日(土)

10月以来の久々ツーリング。11月は皆さんの予定が合わずキャンセルとなり,今月も結局,古橋さん@ブラックバードと熊谷@MT07の二人だけのツーリングとなりました。おっと,モビルスーツ全快のブログ主長沢さんの分身リトル長澤はもちろん同行しています(さすがにリトル長澤にHALは装着できないようです)。

今回は,寒さも厳しくなってきたので近場へということで,長沢さん発案の「房総の秘境ラーメン アリランラーメン」をめざす旅となりました。


ちょっと遅めの8時半に取手市小文間のセブンイレブンに集合。そこでMT07にSJCAMもどきのスポーツカメラを設置したりして,出発は9時を過ぎてしまいました。
※ このカメラはamazonで4500円で売っていた物で,これは買い!とポチったのですが,なんとその翌日タイムセールでさらに1000円値引きされて売っていました。(泣)

古橋さんのバイクに設置してあるカーナビを頼りに下道をひたすらにアリランラーメンを目指しました。主に市街地を走ったので渋滞もあり,ようやくアリランラーメンに到着したのは12時を回っていました。
なお,正しいお店の名前は「らーめん八平」です。かつては,カーナビにも載って無く(実際古橋さんのカーナビでは住所すら該当が無かった),なかなかたどり着けないので”秘境ラーメン”とも呼ばれていたとか。でも,今ではGoogle マップにちゃんと出てきます。

そして,アリランラーメンの由来は公式サイトに下記のような説明がありました。
『アリランらーめん』とは
 当店独自の調理方法により、玉ねぎをベースに
 豚肉・ニンニク・ニラ・ネギを使用したピリ辛らあめんです。
『アリランらあめん』の由来
 その昔、韓国に「アリラン峠」という峠があり、
 その峠にまつわる物語の歌があったそうです。
 そこで、当店の場所も峠であり、
 「昔の峠越えというのは非常に困難で
 元気を出さなければ越えられなかったはず」
 そんなときに体力のつくものを・・・というイメージで考案されました。

このらーめん八平ですが,見た目はまったく大農家の邸宅のよう。ラーメン屋の看板もありません。ただ駐車場にはたくさんの車とバイクが停まっていました。

バイクを降りその建物に向かって行くと,たくさんの人が並んで,というかイスに座っていました。
待合リスト票はないかと探していると,軒先で屋台風の大きな鉄板で餃子を焼いているお兄さんが,「この列の最後に並んで,前の人を覚えておいて」とのこと。なんてアバウト!
ざっと見たところ20人以上は並んでいます。女性の方が多い印象でした。ラーメンは上記のようにスタミナ満点,男性ホルモン豊富な食材なのですが・・・。


待つこと1時間半,ようやく店内に入れました。農家の土間をそのまま使った印象です。テーブルと座敷があるのですがテーブル席は限られ,相席となります。
メニューは,ラーメン・チャーシューメン・アリランラーメン・アリランチャーシューの4つのみ。それぞれ中と大があります。我々は,アリランチャーシュー大を頼みました。
それから待つことさらに30分以上,ようやく手元に運ばれてきました。

まず驚いたのはその量。中にしとけばよかったとちょっと後悔がよぎりました。
味は・・・チャーシューは絶品でした。麺もコシのある太麺で,スープは醤油ベースでいろんなダシが混じっているのかとても深い味わいでした。ただ,炒めたタマネギの焦げがスープにしみ出しているのか,焦げ臭い味が気になりました。あくまで個人の感想です。

食べ終わって店内から出たのは午後2時半をまわっていました。
それでもまだ待っている人が10人ぐらいいました。
以上で,ラーメンブログは終わります(なんて,ラーメンは年に10杯ぐらいしか食べないんですけど・・・)。

そうそう,秘境ラーメンと呼ばれているとのことでしたが,ラーメン屋の付近は田舎の風情で秘境ムード満点でしたが,実際は圏央道インターや市街地もほど近く迷わずに行けると思います。


次に行ったのが大多喜城。近づくとあちこちに「大多喜城主 本多忠勝を大河ドラマに!」という幟が立っていました。本多忠勝と言えば,大河ドラマ「真田丸」では仮面ライダーの藤岡弘、が演じて強烈な個性を発揮していましたし,娘の小松姫も吉田羊が演じていました。その印象が強いし,大河ドラマ化は厳しいのではないかと・・・。
天守閣のてっぺんを目指しましたが,有料とあって我々は断念。別にお金をけちったわけでも,向学心が無いわけでもありません。単に時間が無くて,コスパが悪いと判断しました。

最後に道の駅大多喜でお土産をゲット。
千葉県内のいろいろなお土産がありました。
普段ならここでB級グルメを食するところですが,まだまだお腹にアリランラーメンが詰まっていたのでパスしました。

一番日没が早い時期でもあり,もう辺りは暮れなずんできました。
帰路は圏央道茂原長南ICから東関道成田IC経由で圏央道牛久阿見ICへと向かいました。

走行距離約210km
https://goo.gl/UuMq7V
マップは,GPSロガーの設定で30秒間隔なので道に沿っていませんがご容赦を・・・。








ロボットスーツデビュー

2016年12月8日(木)

筑波大学附属病院で、神経再建の一環として、ロボットスーツ HALを使ったリハビリが始まりました。


HALの原理等々は開発元のサイト等を参照していただくとして、使った感想は「不思議な感じ。」が第一印象でした。

なにせ半年以上もピクリとも動かなかった左腕が、ごく当たり前のように自分の意志の通りに自然と曲がるんです。それは右腕を曲げるときとほぼ同じ感覚のようでした。

いや最初は自然じゃありませんでしたよ。ちょっとギクシャクした感じがあったんですが、それって思いがけず動いた事実にビビッたことがHALに伝わったから、動きにぎこちなさが出ちゃったのかもしれません。

すぐに慣れて、介入度を徐々に下げてもらいました。

ただ、介入されてる、サポートされてるって感じは全くありません。すごくリニアに反応するので、あくまで自分の意志でダイレクトに動かしてるという感覚です。

この思い込みが大切らしく、腕を動かしてる自分を鏡に映したりして、腕を曲げる成功体験を脳に刷り込ませていくのだそうです。

やっぱり不思議です。

CYBERDYNE http://www.cyberdyne.jp


220日ぶりのうつ伏せ

2016年11月29日(水)

さっきテレビを観ているとき、割と自然にうつ伏せ状態になったけど、思えば事故以来初めてかも知れないことに気が付きました。数えてみれば220日ぶりの快挙でした!


厳密にいえば、背骨に電極カテーテルを挿入する手術の時にも、うつ伏せで手術台に乗ったけど、あのときは周りの人に助けられながらでした。
https://touring-blog.blogspot.jp/2016/07/blog-post_19.html

当時から比べると、だいぶ肩や腕の可動域が広がったので、ひとりでゴロンと寝返りしてうつ伏せできるようになったみたいです。

Biceps M2あり

2016年11月24日(木)

針筋電図検査で上腕二頭筋反射が確認できました。


そこでドクターは電子カルテに「Biceps M2あり」と記録していました。「上腕二頭筋の反射としてM2波が確認できた。」ということでしょうか。

「4か月で現れるとは早い!神経が若いのね。」とおっしゃってくださいましたが、いえいえ、やはり先生の技術のおかげだと思います。

波が現れたといっても、まだまだ小さく短いので、これを強力にしていくリハビリが必要なようです。

まずはバイオフィードバックという、自分でも行えるリハビリ法を教えてもらいました。

今の問題として、肘を曲げようと力を入れると、伸ばすほうにも力が入ってしまうのです。

バイオフィードバック装置を使うと筋電(Electromyography;EMG)を自分で、しかも2個所を同時に測定できるので、フィードバックを確認しながら自分でトレーニングできます。もちろん測るのに針を使わないので安心です。

最初に正常な右腕のグラフです。上の段が上腕二頭筋、下が上腕三頭筋(肘を伸ばす)のEMGです。


肘を曲げようと力を入れると、上腕二頭筋(肘を曲げる)にだけ波が現れます。

次に左腕に付け替えてみました。


むしろ三頭筋に強くEMGが現れています。肘を伸ばそうとする力が働いていることになります。

肘を曲げたいのに、伸ばそうとする力も働くなんて、なんとも不思議なのですが、これを克服しないうちは、どんなに筋力をつけても無駄になってしまいます。

で、これをコントロールできるようにするには、、、繰り返し練習あるのみだそうです。

県北芸術祭に行ってきました

2016年11月20日(日)

ケガでバイクどころか車の運転もできないポンコツライダーなので、奥さんに運転してもらって県北芸術祭へドライブしてきました。


茨城県民は県の北部を「けんぽく」と呼ぶので、オフィシャルにも「KENPOKU ART 2016」のようです。花貫渓谷が紅葉真っ盛りの日曜日、高萩と日立を巡ってきました。

最初に向かったのは高萩の穂積家住宅です。
観光バスも来ており大盛況です。




次に向かったのは、日本の渚百選にも選ばれている、高戸小浜海岸です。


隣の高戸前浜海岸へは車で数分です。


最後に国道6号線で日立の「うのしまヴィラ」に向かいました。




行きたいと思いつつも結局最終日まで叶いませんでしたが、一緒に連れて行った子供も、いつの間にか真剣なまなざしを向けていたようでした。

KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
https://kenpoku-art.jp/

メディカルIDを登録しました

2016年11月15日(火)

事故や病気で意識が無くなったとき、近くの人から家族へ連絡をしてもらえるよう、遅ればせながらiPhoneにメディカルIDを設定しました。


今回はツーリングライダーなら誰でも知っておくべきTipsです。

自分が事故にあったとき、仲間は僕の家族に連絡を取ろうとしましたが、誰も僕の家内の携帯番号など知らず、だいぶ苦労をしたそうです。

実は、iPhoneにメディカルIDを登録しておけば、そうした緊急時にスムーズに連絡することができたということを知りました。

登録は「ヘルスケア」から行います。

最初に起動すると、名前や生年月日、既往症やアレルギーの登録ができるほか、緊急連絡先も複数登録することができます。

メディカルIDに登録した連絡先は、パスコードが分からなくても、緊急連絡先から発信することが可能です。


ロック解除ボタンを押して、パスコードの入力画面を出したら、左下の「緊急」をタップします。


ここから警察や消防への発信も可能ですが、左下の「メディカルID」をタップすると


あらかじめ登録しておいた緊急連絡先へ、電話をかけてもらうことができます。

Androidの場合は、アドレス帳に「In Case of Emergency (ICE)」があれば、そこに登録することで、ロック画面から発信ができるようです。

当然、身内の電話番号に誰からでもアクセスされるというリスクはありますが、意識不明で病院に運ばれた身としては、事前に登録しておくべきだったと思っています。


事故時のウェア

2016年11月10日(木)

明日はポッキーの日でしたね。というわけで、自分がポッキンした時に着ていたウェア類の写真です。


ジャケットは、コミネのJK-551プロテクションウインタージャケットといいます。肘、肩それと胸にハードプロテクター、背中にウレタンパッドがついています。

脱がすため、病院に着いてすぐにハサミで切ってもらいました。

手首のあたりはぶつけたような跡がわかりますが、肩は特になさそうです。それより胸にぶつけたような跡があるので、プロテクターは効果があったかなと思います。


パンツもコミネでPK-907といいます。膝にハードプロテクターがついています。

確か上下ともCE規格のプロテクターだったと思います。

パンツもジーンズ程度でなくてよかったと思います。


リーズナブルな値段でバイクウェアのユニクロ的なコミネですが、プロテクション効果は十分あったと思います。

グローブはデイトナのゴートスキングローブです。

これも脱がしてもらうためにハサミで切ってもらいました。

折れた小指のところが曲がったまま固くなっています。



ちなみに事故の時にかぶっていたヘルメットの写真はこちらです。

術後3か月の検診に行った話

2016年10月26日(木)

神経再建手術からちょうど3ケ月が経過しましたが、筑波大学付属病院へ月に1回の定期診断を受けに行ってきました。



粉砕骨折した橈骨は、レントゲンで見ただけでは正確に判断できないものの、だいぶ良さそうなので次回はCTスキャンで撮影してみるとのことです。

ちなみに前腕の回復を実感できるのはレントゲンの台に腕を置いた時です。以前は手のひらを下につけるのも、チョップの体制で手を置くのも一苦労で、体ごとひねっていたのが、普通に腕だけでひねることができるようになりました。

で、神経のほうですが、肘の反応はどうか、グーにしながら肘を曲げてみてと言われてやったところ、肘の内側に指をあてていた先生が、「あら、来てるかも?」とのこと。。。。えっ、本当ですか?!

確かに風呂の中で、左手をグーにして力を入れると、肘が内側に曲がるというか、軽く浮く感じはあるんですが??まさかと思ってました。

「だって誰かに動かしてもらってるわけじゃないでしょう?」

「じゃあ、自分で動かしてるのよ。」

というわけで、来月は筋電図検査をして本格的に確かめることになりました。

【補足】

上の画像は手術直後の鎖骨のレントゲン写真です。抜糸前なのでホッチキスも映っています。


後篇、東京湾浜焼きツーリング、迷走・食べ放題珍道中

2016年10月10日(月)

 体育の日に海へ。東京湾一周もどきしながら浜焼き&海鮮丼食べ放題のツーリングに行ってきた後編です。   今回のルートです(前編と同じですが)。
 https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1ThhcLvQc_b_3B6Zw6VLrIbZmLZM

迷走を繰り返す3人は、東京湾ツーリングまで2ケ月もあったのに、事前にルート予習してなかったので、寡黙なリトル長澤を巻き込んで朝から行き当たりばったりな珍道中になってしまっているのですが、これはひとえに、車用のやや?古いナビと、右折、右折とうるさいGoogle Navi君に100%他力本願した自業自得な結果です。
 ナビたちのせいにしてはいけないと解りつつも、思わずなんでこんな道、走らせんねん!ってメットの中で小さくつぶやくことが多々ありました。スミマセン、半分、嘘です。読んでる方に喜んでもらおうと”盛り”ました(^_^)a。本当は、迷走していることにも気づかず、必死に着いていってただけというのが半分です。
   Google Navi君の右折! 右折!の連呼は、富津岬の後に登場しますので見て頂きたいのですが、この右折、右折の意味について、熊谷さんいわく、Uターンせよ!という意味だったんだと後日!解ったとか。後日か~。迷走中は全く解らずに"瞑想"しながら走っていたと、全く面白い?ギャグを一週間後にメールに書いてよこす熊谷さん。”迷走”を”瞑想”にするとは。。。これはブログに使ってやるぞとあたし。

13:55頃に出発
前振りはこれぐらいにしまして、話をツーレポに戻したいと思います。
  かなやっていう浜焼き食べ放題のお店を後にして、次は富津岬に向いました。聞けば、古橋さんと熊谷さん、それに長澤さんたちは、26、7才の時にツーリングで行ったことがあり、四半世紀ぶりに行ってみたいということで。
 当時、ホンダのパリダカに乗っていた長澤さんは向かいの小島まで走って行ったとか!? 聞けば、引き潮のタイミングで昔は渡れたそうです。今は温暖化か地形変更のためか判りませんが、ダメなようです。でも大潮ならもしかして。。。
 私も28才の時、GSX-R750(油冷)で房総半島一周ツーリングした時、時間の都合で行けなかったので、行ってみたいなということで、予定になかった富津岬へ古橋ナビ先導のもと走り始めました。近くまで行ってから2回ほど迷いましたが、岬までの一方向ということもあり、これまでよりはスムーズに辿りつけました。
 13:55発の14:45頃着だったので、”かなや”食堂を出発してから50分位でしょうか。スムーズと言いながら、距離の割には意外とかかっています。
 
            
           
明治百年記念展望塔。
痛みが激しく立入り禁止の場所もありました。
風が強く、てっぺんにいると塔が揺れているので怖かったです。
塔のてっぺんから、その1
塔のてっぺんから、その2
塔のてっぺんから、その3(東方)
塔のてっぺんから、その4(西方)
関東の富士見100景。天気が良ければ。。。
四半世紀ぶりの訪問。次回も是非25年後に!
風が強い! リトル長澤は、迷走しても愚痴をいいませんねぇ!?
今回、迷走を重ねていますが、他3名も愚痴をこぼしていません!
メットの中で言ってるかどうかは別ですが。。。


おっ! 少し晴れてきたかぁ!?
しかし、これが今日1番の天気でした。
ここに来る手前では、小雨にやられています。
手抜きでゴメンなさい。前編で疲れて、写真を多用しております。

 このあとジブリの雰囲気で話題の濃溝の滝(亀岩の洞窟)に行く予定なのですが、ここから本日、最大の迷走が始まります。時間は既に3:16。後2時間もすれば暗くなりますが、果たして結末は。。。
 富津岬からは、我らがエース!熊谷さんと彼のスマホに宿るGoogle Navi君による先導です(古橋Navi君もgoo! とって付けたようでスミマセン)。
 一路、濃溝の滝へ。これまで、彼らのお陰で数々の素晴らしい道に出会えてきたので、今回のマスツーも同じように、二匹目のドジョウを目指して。。。
 予想通り、はじめは快調に田舎道をドンドン行きます。やはり、これですねぇ~、ツーリングは。やがて、ワインディングロードへ。熊谷さん、早い、早い。さすが、昔、RZ250RRで腕を磨いただけあります。2番手の私は、彼の背中が見えなくなりながらも1300ccの加速力で挽回して、ヘヤピンカーブでまた離されての繰り返し。ワインディングは苦手なので、ほんとはゆっくりのんびりまったりと走りたいのですが、着いていかないと帰れなくなってしまうので、必死に着いていきます。しかし! 急に速度を落としたかと思うとやや細めの怪しげな道へ右折。
 そうです! 始まってしまったのです。Google Navi君の右折! 右折!。 何も知らない私は、この先にスカッーとする開けた素晴らしい道が待っていると勝手に想像しながら後を追ったのですが、行けども行けども飛ばしにくい地元の人しか通らなさそうな道。 ”道”というより”路”。


 Google Navi君が右折! 右折!と言うので、素直に右折したら、また素直に右折と従順な熊谷さんでも、さすがにこれはおかしいと停止。トラック同士ならすれ違いがきついような ”路” でバイクを止めて、私も自分のスマホでグーグルマップを今日、初めて見ますが、どうやら右折しなかった方が良かったのではと疑い始めました。しかし、熊谷さんはすぐに聞き入れません(納得しません)。熊谷さんのGoogle Navi君を私に、ほらっーて見せてくれますが、横からだと暗くてほとんど見えません! そこへ古橋さん、俺のナビでは。。。(すみません、何て言ったのか覚えていません)。結局、答えの出ないまま、どう走ればいいのか全く自信を持てない3人は、混乱したまま微かな希望を胸にもう少し先に行ってみました。瞑想しながら迷走する熊谷さんの責任感が私たちを引っ張っり、企画してくれた長澤さんに濃溝の滝の写真を見せてあげたいという欲望が、我々3人を奥へ奥へといざなったのでした。しかし、これはワナでした。
泥沼の様相。曇天と山奥のせいか辺りは既に暗い感じで、いやぁーな雰囲気。。。これでは、真っ暗な濃溝の滝写真になってしまうのは確実です。やがて3人がたどり着いたのは、清和観光農園(行く予定の場所ではありません)。
 ここで時間を多くさいて、3人とリトル長澤が出した結論は、”引き返し”!。勇気ある決断でした。残念ながら濃溝の滝はあきらめ、引き返してICを目指して帰ろう!というもの。これまでに、フェリーに浜焼き食べ放題、四半世紀振りの富津岬と既に達成感があったので、濃溝の滝は見たかったのですが、また今度来よう!っと決断したのでした。

 それにしても、以前に那須~大子のすばらしっーい道を、熊谷さんと彼のGoogle Navi君は、それはそれは見事な道案内をしてくれたので、Googl Navi君は賢いと信じきっていただけに、今回は、まんまとやられてしまいました。皆さんは、こんなことにならないよう参考にして下さい。右折!右折!はUターンですョ。
富津岬の突端です。地球温暖化で海面が上昇したら。。。

 この時間帯の写真ですが、激しい迷走の中、3人とも写真を撮る余裕が全く無く、一枚も当時の状況をうかがわせる写真がありません。実際、かなり焦りがあったんだと思います。なので、迷走とは関係ない写真を何枚も張り付けました。
 帰って来てからルートを見てみると、もう少し走っていれば行けたんじゃない?って思いました。でもよく見ると、房総スカイラインに乗らないとダメだし、そこへは、ルート410号からでは入っていけないではありませんか!? ほんとに拡大してよく見てみると、なんとトンネル内で交差しているようです! 拡大しない地図で見ると行けると思ってしまいますね。やはり、引き返して大正解だったようです。
 ついてましたねー!

 勇気ある決断をしたら、後は帰るのみです。一路、高速のりばを目指します。今度は古橋さんのNavi君、登場です。山から出たら雲が薄くなったせいか空は少し明るく、瞑想状態から抜けられたせいか気持ちも晴れやかになり、快調に飛ばします。しかし、次第にバスが多くなってきました。そしてミニバンも。観光を終えて帰路に急ぐ人たちなのでしょう。後日、ルートを見て乗った高速は君津ICのようでした(全く覚えていません)。たぶん、この頃はだいぶ暗くなってきていたし、睡魔と疲れもあり、記憶が飛んでいます。だから面白いネタがあったかどうかも覚えていないのです。残念です。
 後はSAで時々休憩して、まっしぐらに家に帰った次第です。
市原SA。17:45着

市原SA。18:10発

暗いなか、まっしぐらに家に帰ったのですが、夜は寒かった~。
市原から宮野木JCTまでの京葉道路は、かなりの渋滞でしたが、東関東自動車道、圏央道へと走る毎に車は少なくなり、寒さに耐えながら、すっ飛ばして(制限時速内ですが。。。)帰りました。
江戸崎PA。19:25着
一時、世界最速だったブラックバード。ノーマルでも音がいい!
キューーンってジェット戦闘機のイメージ。
フェリー代が安かったMT07。なんと車重は182kg。
マグナ250の183kgより軽い。峠はヒラヒラと速い、速い!
もちろん、腕がいいからですよネ。
私が高校の頃に憧れたノンカウルのCB750。だからSFを選びました。
でも、セミカウル検討中。高速がつらいのです。
迷走によく耐えたリトル長澤のお世話係り交代式。
今回は崖から落ちなくて(落とされなくて?)よかったネ。
次回は、熊谷さんお世話の下、一緒にまた行きましょう!
2016.10.10 PM7:45 江戸崎PAにて散会。お疲れさまでした!!
とてもいい思い出になる面白いマスツーリングでした!

今回、行く予定だったけど行けなかったところ;
    三笠記念館(神奈川)、濃溝の滝(千葉)
行く予定じゃなかったけど行ったところ;
    観音崎海岸。富津岬。清和観光農園。

追伸;
 今回のビデオについてですが、7GBもあったそうで、担当者が処理と編集に困っております。なので、もう少し日数を頂き、10/25頃には公開できるかと思いますので、もう一度、このブログを訪ねてみてください。宜しくお願いします。 追伸;まだ、日数が必要のようで、完成までもう暫くお待ちください。
 次に熊谷さんからGoogle Navi君のことで、後日、
「大きな交差点やT字路の分岐でなーんにも指示してくれないことがあります。その時は,一端立ち止まって確認した方が,後々傷口が広がらなくていいですよ。」っていうコメントがありました。どうやら、Google Navi君はかなり要注意人物のようですね。インカムがあったら間違いをフォローしあえるし、瞑想している人にも注意できるので準備したいですね。
 最後に、私ごとで恐縮ですが、今年の春から50肩を発症してしまいました。左肩です。現在、毎朝ストレッチ体操してから起き上がっています。少しでも痛みが取れないかと思い、ゆっくり大きく布団の上で腕を回したりしています。バイクに乗る時も準備体操をして、マッサージチェアに乗ってから出かけます。体が硬いのは何かと怪我のもとで、とっさの反応も悪くなると思い、バイクに乗り続けるために、健康維持に努める今日この頃です。寄る歳波を少しでも緩やかにしたいなぁという一心です。

 長いブログをここまで読んで頂き、ありがとうございました。ブログ主の長澤さん、それに熊谷さん、ルートやビデオの編集などいつもありがとうございます。また、古橋さんもビデオにナビと機材にお金をかけて頂きありがとうございます。ビデオがあると楽しかったマスツーのことをいつでも思い出せますね。

今回の記録;
  走行距離:415km(自宅~自宅)
  フェリー移動距離:約15km
  CB1300SF(2015) 燃費計;22.5km/L。 給油しての実測燃費;22.7km/L。