厳冬のショートツーリングで温故知新

2014年12月14日(日)

茨城県民にとっては衆議院&県議会議員&その他大勢の地方選挙というこの佳き日、東京では初雪という寒風に耐えながら、ツインリンクもてぎに行ってまいりました。同行したのはいつものスーパーブラックバード古橋さんです。


ちなみに自分は、ちゃんと土曜日に期日前投票をすませてきましたよ。

待ち合わせ場所である、大穂のマクドナルドでホットコーヒーのSとMと注文します。注文する際にマイボトルを差し出して、Mサイズのコーヒーはこのボトルに入れてほしい旨をお願いします。今日は寒いので休憩のときにチビチビ飲むためです。

朝日トンネルを通り、フルーツラインで笠間方面に向かいます。朝日トンネルは2012年11月に開通したばかりですが、茨城県内では最長距離のトンネルだそうです。朝日峠が二輪車通行禁止のため、バイクの場合、これまでフルーツラインを利用するには、旧千代田村のあたりまで迂回する必要がありましたが、トンネルができて大変便利になりました。

しかし、吾国山の道祖神峠付近も二輪車通行止めのため、国道50号線にでるためには、板敷峠から笠間西IC入り口を通過して行く必要があります。



国道50号線に出たら笠間市街方面に右折し、笠間市総合公園からビーフラインに入ります。

ビーフラインは交通量も少なく、すごく気持ちの良いワインディングですが、さすがに今日はあまりにも寒いので軽く流して走ります。

ひたち平和記念墓地公園を過ぎると、山桜物産センターがあるので、ここで休憩です。指先がだいぶ冷えてきました。古橋さんのバイクはグリップウォーマーがついているので、だいぶ違うようです。

物産センターから、標識指示に従って茂木方面へ左折します。そこからツインリンクまでは旧七会村を抜けて7Kmほどです。

ツインリンクに到着した我々はホンダコレクションホールに向かいます。それにしても広い。広すぎるぞツインリンク!

コレクションホールではASIMOのショーなども行われていますが、やはりメインはバイクやクルマの展示です。



博物館級のモノから、今でも街で見かけるモノ、特に感慨深いのは、自分で運転したことがあるバイクが意外と多かったことです。ホンダ以外の車両も展示してあり、かなりじっくりと見学することができました。


ホールを出たところで、古橋さんがネックウォーマーを落としてきたのに気づいて戻ったところ、受付に届いていました。よかった~。拾ってくださった方、届けていただいてありがとうございます!

ツインリンクもてぎでは、入場料を払うと、場内で使える500円分の金券がついてくるので、食事などは差額を払うだけで済みます。もっとも今日は特別なイベントがないため、フードコートは開いているお店がなく、入れるお店がかなり限定されていたのが残念でした。

ツインリンクを出ると、国道123号線を益子方面に向かい、道の駅もてぎに寄りました。



週末はSLの通過が見られるらしいのですが、今日はすでに通過した後のようでした。

道の駅もてぎのある交差点を笠間方面に向かい、標識に従っていくと、ビーフラインの入り口である、笠間市の総合公園に着くので、そこからは来た道を引き返します。

午後になり、寒さが緩んだと思ったのもつかの間、3時を過ぎるとどんどん気温が下がってきます。

冬のショートツーリングは、日が暮れる前に帰宅することができました。

走行距離:171Km
# 今回は途中でトリップメーターをリセットしてしまったので、マップ上の距離です。

走行ルート:
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zzmebsNN0myo.kjmc-ZKjpAuQ

オイルの話

2014年12月5日(金)

前回のオイル交換から半年たったし、3000Km以上走っているので、早めにオイル交換したいと思うのですが、時間ができた時に限って天気が悪かったりして、なかなか機会がありません。

ならば自分で交換するのも良いかと思い、オイルについて少し調べました。

ちなみに自分はオイルに高性能を求めない派です。
ただ、なるべく小まめに交換したほうが良いと思っています。
それも決してシビアではなく、3000Kmか半年すぎたらそろそろ交換という感じです。

以前はクルマとバイクの区別がなかったオイルですが、クルマに対して省燃費が求められるようになると、オイルに添加剤が配合されるようになります。クルマと違い、エンジンもクラッチもミッションも一体のバイクに添加剤はNGです。クラッチが滑ったりする可能性があるらしいです。

クラッチが滑るような添加物が配合されていないオイルとは?
  • もっとも安心できるのは、JASO規格に合格しているオイルです。これはバイク専用なので車種にあわせてMAかMBを選ぶだけです。
  • もっとも選んではいけないのは、ILSACを取得しているオイルです。これは省燃費のレベルを表す規格ですが、ほぼ100パーセントの製品で添加剤が含まれるようです。
  • APIは昔からあるグレード付けです。SA、SB、SCに始まり、最近はSM、SNまでありますが、SG以降は添加剤が多分に含まれているようです。
  • つまり、昔ながらの安いオイルのほうがバイクには安全ということです。
という予備知識を得たところで、ホームセンターに寄ってみたところ、カストロールのGTXが3リットル1600円で売っています。

SAEの粘度が10W-30、SL/CF Performanceと書いてあります。

「2輪車には使えません」と小さく書いてありますが、ILSACのグレードは書かれていません。

JASOではないけど、ISLACでもないし、SLだし、粘度と量もピッタリだし、1600円だし。

ということで買っちゃいました。



ところが、家に帰ってからカストロールのサイトで確認したところ、
性能レベル
SL
ILSAC: GF-5
SAE: 10W-30
用途: 4輪車用ガソリン・ディーゼルエンジン両用 
と、仕様が書かれているのを発見しました。

えーっ、ILSAC: GF-5なの! 缶には書いてないじゃん!!

その代りにこう書いてあります。
「高品質のベースオイルと耐摩耗性能に優れた添加剤の配合により、エンジンを長持ちさせます。」って、、、添加剤入ってるんかい!

うーん、どうしよう...

やっぱりやめておくことにしましょう。

色んなブログとかを見ても、添加剤入りのオイルを使って被害にあったという具体的なレポートは見つけられないので、実際の影響は不明ですが、さすがに試す勇気はありません。

これは仕事用のアルトに使うことにします。

ならばと、バイクの専門店に行ってみたところ、安いものでもリッターあたり1000円程度はします。

もともと行くつもりだったバイク屋で交換してもらうと、リッター1000円で交換してもらえます。つまり工賃込み、廃棄料込み、消費税込でリッター1000円です、しかも行けばついでに、チェーンの給油とかタイヤの空気圧とかも、さりげなくサービスしてもらったりします。

自分で交換するには排油処理パックも必要なので、リッター1000円で買ったのでは、どうしたってバイク屋さんで交換してもらうより割高です。

やっぱりバイク屋で交換してもらったほうが良さそうですね。