オイルの話

2014年12月5日(金)

前回のオイル交換から半年たったし、3000Km以上走っているので、早めにオイル交換したいと思うのですが、時間ができた時に限って天気が悪かったりして、なかなか機会がありません。

ならば自分で交換するのも良いかと思い、オイルについて少し調べました。

ちなみに自分はオイルに高性能を求めない派です。
ただ、なるべく小まめに交換したほうが良いと思っています。
それも決してシビアではなく、3000Kmか半年すぎたらそろそろ交換という感じです。

以前はクルマとバイクの区別がなかったオイルですが、クルマに対して省燃費が求められるようになると、オイルに添加剤が配合されるようになります。クルマと違い、エンジンもクラッチもミッションも一体のバイクに添加剤はNGです。クラッチが滑ったりする可能性があるらしいです。

クラッチが滑るような添加物が配合されていないオイルとは?
  • もっとも安心できるのは、JASO規格に合格しているオイルです。これはバイク専用なので車種にあわせてMAかMBを選ぶだけです。
  • もっとも選んではいけないのは、ILSACを取得しているオイルです。これは省燃費のレベルを表す規格ですが、ほぼ100パーセントの製品で添加剤が含まれるようです。
  • APIは昔からあるグレード付けです。SA、SB、SCに始まり、最近はSM、SNまでありますが、SG以降は添加剤が多分に含まれているようです。
  • つまり、昔ながらの安いオイルのほうがバイクには安全ということです。
という予備知識を得たところで、ホームセンターに寄ってみたところ、カストロールのGTXが3リットル1600円で売っています。

SAEの粘度が10W-30、SL/CF Performanceと書いてあります。

「2輪車には使えません」と小さく書いてありますが、ILSACのグレードは書かれていません。

JASOではないけど、ISLACでもないし、SLだし、粘度と量もピッタリだし、1600円だし。

ということで買っちゃいました。



ところが、家に帰ってからカストロールのサイトで確認したところ、
性能レベル
SL
ILSAC: GF-5
SAE: 10W-30
用途: 4輪車用ガソリン・ディーゼルエンジン両用 
と、仕様が書かれているのを発見しました。

えーっ、ILSAC: GF-5なの! 缶には書いてないじゃん!!

その代りにこう書いてあります。
「高品質のベースオイルと耐摩耗性能に優れた添加剤の配合により、エンジンを長持ちさせます。」って、、、添加剤入ってるんかい!

うーん、どうしよう...

やっぱりやめておくことにしましょう。

色んなブログとかを見ても、添加剤入りのオイルを使って被害にあったという具体的なレポートは見つけられないので、実際の影響は不明ですが、さすがに試す勇気はありません。

これは仕事用のアルトに使うことにします。

ならばと、バイクの専門店に行ってみたところ、安いものでもリッターあたり1000円程度はします。

もともと行くつもりだったバイク屋で交換してもらうと、リッター1000円で交換してもらえます。つまり工賃込み、廃棄料込み、消費税込でリッター1000円です、しかも行けばついでに、チェーンの給油とかタイヤの空気圧とかも、さりげなくサービスしてもらったりします。

自分で交換するには排油処理パックも必要なので、リッター1000円で買ったのでは、どうしたってバイク屋さんで交換してもらうより割高です。

やっぱりバイク屋で交換してもらったほうが良さそうですね。



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