筑波大学附属病院で、神経再建の一環として、ロボットスーツ HALを使ったリハビリが始まりました。
HALの原理等々は開発元のサイト等を参照していただくとして、使った感想は「不思議な感じ。」が第一印象でした。
なにせ半年以上もピクリとも動かなかった左腕が、ごく当たり前のように自分の意志の通りに自然と曲がるんです。それは右腕を曲げるときとほぼ同じ感覚のようでした。
いや最初は自然じゃありませんでしたよ。ちょっとギクシャクした感じがあったんですが、それって思いがけず動いた事実にビビッたことがHALに伝わったから、動きにぎこちなさが出ちゃったのかもしれません。
すぐに慣れて、介入度を徐々に下げてもらいました。
ただ、介入されてる、サポートされてるって感じは全くありません。すごくリニアに反応するので、あくまで自分の意志でダイレクトに動かしてるという感覚です。
この思い込みが大切らしく、腕を動かしてる自分を鏡に映したりして、腕を曲げる成功体験を脳に刷り込ませていくのだそうです。
やっぱり不思議です。
CYBERDYNE http://www.cyberdyne.jp
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