2016年6月23日(木)
筋力の働きを調べるため、電気生理学的検査(針筋電図検査)という検査をしてきました。
検査の前にリハビリに行ったのですが、そのときに装具がバージョンアップしました。強制的にグーの状態をキープさせるために、指の甲あてとゴムのシートがつけられたのです。
こうして見ると、ロケットパンチよろしくこのまま飛び出しそうです。
さて、筋電図検査ですが、前回の診察のときに予告されており、「針を使うので痛いかもしれないし、出血もあるかも知れない。」という説明でした。
実際、先に終わって出てきたおじさんが、「痛くて声が出ちゃった。」みたいなことを漏らしていたので、かなりビビリ気味で検査に臨みました。
名前を呼ばれて検査室に入ると、主治医の先生がいたので少し安心しました。
「少しチクっとするかもしれないよ~♪」と言われてすぐに、「左腕を開いてみて。」と言われ、腕を動かそうとしますが動きません。」
すかさず先生は「ゼロだね~」といいますが、さっきからチクリとも感じないので、こちらから聞いてみました。
「先生、針って刺したんですか?」
「あら、刺さってるわよ。」
ホントだ。肩に針が刺さっています。
肩は感覚が無くなっているので、針を刺されて、グリグリ動かされても、痛みを感じなかったのです。うーん、良かったのか悪かったのか...家に帰ったら絆創膏が4枚貼ってありました。
肘の内側で一か所だけ痛かったところがありましたが、針の刺し方で反応が出たりでなかったりという感じでした。
検査の結果はと言うと、肩は全く反応がなく、肘は1か所だけ筋肉の反応があったということで、結論としては、肘と肩は手術が必要だろうということでした。
肘の再建についてはいくつかの方法があるのですが、初診の時に説明されたスタインドラー法(Steindler法)ではなく、オバーラン法(Oberlin法): 尺骨神経部分移行術という手術でも行けるかもしれないそうです。
この装具のおかげで、指もだいぶ曲げやすくなったかもしれません。
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