悪い友達にそそのかされて、久しぶりにバイクに乗ることになった、リターンズ熊谷さんのMT-07が納車されるということで、リハビリも兼ねたシェイクダウンに行ってきました。
ほぼ開店と同時にお店に到着した我々を待っていたのは、赤くて小柄でキュートなMT-07です。手続きやら、説明やらを丁寧にしてもらっていざ出発。と、思いきや説明されたばかりのETCカードをセットしても認識されません。店員氏に尋ねたところカードの表裏を逆にセットしていたことが分かりました。まったく何事も経験です。
6号国道を水戸方面に北上し、神立でMT-07に初給油。まだMT-07との距離感がありありの熊谷さんは、遠慮がちにスタンドの中を押して移動します。まだ緊張しているのしょうか。
この赤くてキュートなMT-07ですが、リハビリ熊谷の手に余るというほどでもなく、それでいてすばしっこく走り回る様子は、金魚すくいの小赤のようです。
さらに数キロ北上し、千代田新治郵便局で左折します。街路樹がきれいな通りを進み、下佐谷で右折したら県道64号線を柿岡方面へ向かいます。信号も少なければ車の通りも少ない県道を走ること数十分、柿岡のセブンイレブンで小休止です。
実は熊谷さん、この日のためにライディングジャケットを購入していたのですが、時節柄、春夏用のジャケットしか選択肢がなかったということで、今日はウインドブレーカーの上にメッシュのライディングジャケットという装備で出動してきたのでした。ところが今日は朝から日も差さず、どんよりと曇っており、体感温度が若干低めなせいか、特に胸あたりが冷えるとのこと。
とはいえ、まだ昼前だし、これから気温も上がるだろうという希望的観測のもと、休憩もそこそこに岩間に向かいます。セブンイレブンから石岡方面へ数百メートル走ったところで信号を左折、さらに数百メートルでまた小学校脇の信号を左折。
ここから岩間までは、まるでパッチワークのように、色とりどりに飾られた吾国愛宕の山並みを左手に見ながら、畑の続く丘陵地帯を気持ちよく走ります。愛宕山のふもとあたりは梨の花が見事です。
岩間から友部を通り笠間に着きました。昼食は熊谷さんチョイスで、そば切り一兵衛さんというお店にしました。さすが人気店らしく混雑しており相席でしたが、それほど待たされることもなく、おそばが到着。ふたりとも、田舎そばのかき揚げ付きでしたが、大変おいしくいただきました。次回は隣の席で食べていた白雪も食べてみたいと思います。
今日は早めに帰るつもりでいた我々は、この先、飯田ダムまで行って折り返すことにしました。一兵衛さんを出たら、国道50号線を超えて城里方面へ向かいます。飯田ダムからビーフラインに出て、再び50号線に戻ってきますが、この区間もお気に入りのツーリングロードです。たくさんのバイクとすれ違いました。
しかし、ついにポツリポツリと雨粒が落ちてきました。それでもまだ雲はそれほど暗くないので、本格的には降らないだろうと、そのまま走ります。
フルーツラインの朝日トンネルを使って帰るため、再び50号線に出たら下館方面に右折し、笠間西インター入り口を左折します。フルーツラインに出たところのセイコーマートで休憩しますが、寒さに耐えられなくなった熊谷さんは、ジャケットの上にカッパを着ます。
県立フラワーパークのあたりまで来たところで、もう少しだけ寄り道しようと思い立ち、再び愛宕山方面へ左折します。今度は、行きには通過してしまった愛宕神社の駐車場まで、つづら折りのワインディングを上ります。
なかなか手ごわいワインディングは、今日の総仕上げといった感じで、リハビリ熊谷と小赤金魚MT-07もだいぶ息が合った様子で、軽快かつ慎重にコーナーをクリアしていきます。
愛宕神社を後にした我々は、小美玉スマートインターを目指します。数区間ですが、MT-07で高速を走ってみるためです。そのために冒頭でETCをセットしたのですから。
実際に高速を走ってみた感想はというと、「風圧がすごくて、100Km以上は出す気になれない。やっぱりウインドウスクリーンは必要かも。」ということでした。
そんなわけで、常磐道の走行車線をおとなしく走って、桜インターで下りましたが、雨が本格的に振り出しそうということで、それぞれのバイクはそれぞれの車庫へと向かいました。
走行距離: 168.5Km
ルート: https://www.google.com/maps/d/edit?hl=ja&authuser=0&mid=zDvTldt6NFyM.kpje9v-Es3Sw
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