人生初のICU生活

2016年4月27日(水)

緊急で運ばれてきて、処置室で処置してもらったあと運ばれたのはICUでした。まさか自分がICUに入院するとは夢にも思っていませんでした。

左腕はギブスで固定されて自由に動きません。指はかろうじて数ミリ動く程度です。どの指も腫れて太くなっています。指の腹の側も紫色に内出血していて驚きました。首から両肩も、ぶつけたような内出血状態でした。

左親指がかなりしびれており、布とこすれると痛く感じました。また左肩は感覚がマヒして、肩の上に座布団でも敷いて、その上から触られているような感覚でした。

3日目の検査で、脳の出血が止まっていること確認できました。 歩くのは無理として、起き上がって食事はOKになりました。

ところが起き上がるとすぐに疲れてしまいます。3分もしないうちに頭が重くなってしまうのです。

なので、ドクターからは45度まで起きてよろしいとお許しの出たものの、実際には30度程度までしかベッドを上げられず、その状態で急いでご飯を流し込むような感じでした。

おしっこは尿器(尿瓶)にしました。大は手術後までもよおすことがなかったので、どう処理するつもりだったか不明です。

起き上がれても30度程度なので、基本は横になっているのですが、腕が固定されていて動かせないので、自由に寝返りが出ません。向きを変えるにもバリエーションが限られており、それがかなりのフラストレーションでした。

それから、横になっていると、じわじわと鼻水がたまるような感じで、眠りに落ちそうになると鼻腔がふさがれて、突然息ができなくなり目が覚めてしまうこともしばしばでした。

ICUといっても、ちゃんと個室になっており、携帯もOKでした。

ところが、右腕1本しかも寝たままでiPhone6を操作するには、かなり無理がありました。そこで、GoPro用のグースネックアームに、ダイソーで買ったスマホ自撮棒のホルダー部分を付けて、ベッドのフレームに付けました。これで寝たまま片手で操作できるようになって、大変便利になりました。

手術は28日に行われることになっていましたが、 前々日の26日ICUからHCUに移動し、前日の27日にHCUから一般病棟にある、術後患者用の個室に移りました。

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