のと里山ツーリング Day 3

2023年8月21日(月)

 ツーリングもいよいよ最終日です。


妙高から国道292号線で峠を越えると飯山へ出ました。国道117号線、292号線と走りつないで南下すると中野市に至ります。久しぶりにやってきたのは北信総合病院です。

救急車で担ぎ込まれて1カ月入院し、退院も立体駐車場内で車に乗り込んでいるので、病院の外観を知りませんでした。7年越たって初めて正面入り口と外観を知ることができました。いまさらながら散歩くらいしておけば良かったと思います。



それにしても事故の時はたくさんの人に助けてもらいました。いまさらながらつくづく思います。病院スタッフの皆さんは言うまでもなく、バイクの仲間にはずいぶん迷惑をかけたし、長野まで毎週来てくれた家族には頭が上がりません。改めて深い感謝の念を覚えました。

中野からは国道292号線・志賀草津道路で草津方面に向かいます。今日は月曜で平日なので空いていることだろうと思いましたが、のんびり走る車が1台でもいればクラスターが発生してしまうことに曜日は関係ないようです。

渋峠についたとき、はたと思い出しました。事故の直前にここで撮った写真や動画あったことを。まだ左腕が自由に動かせたときの。なんて考えたらさすがに少々感傷的になってしまいました。


峠を過ぎてからはバスを先頭にした集団でスキー場まで護送されました。仕方ないです。


草津から渋川までの通りは八ッ場ダムを境にだいぶ快適になりました。が、まだまだ快適なるようです。毎年来るたびに新しい道ができて草津がどんどん近くなっています。

渋川で国道17号線に出たのでこのまま桶川まで南下して最後に圏央道を使うことにしました。熊谷さんはそのまま自宅まで、自分は少し時間も早かったので常総インターか一般道で帰宅しました。しかし熊谷さんの忠告通り会社帰りのラッシュに巻き込まれて大失敗でした。


距離: 312Km

走行ルート: Relive 'のと里山ツー DAY 3'




のと里山ツーリング Day 2

 2023年8月20日(日)

のと里山ツーリングの二日目です。今日は能登半島一周に挑戦したいと思います。


昨日は慌ただしく写真を撮るのが精いっぱいだった千里浜からスタートです。


能登は見どころがたくさんありますが、輪島の海岸線沿いを走って突端の珠洲市を目指します。

最初に巌門を訪れました。朝8時ということもあり、ほかに誰もいません。朝8時ですがすでに太陽がジリジリ照りつけてきて暑さ全開です。熊谷さんの先導で狭い洞窟を抜けると巌門が現れました。きれいな海と打ち寄せる波も相まって絶景です。サスペンスドラマ・ロケ地展望台は眺望が悪いうえに日陰もなく早々に退散しました。


あとはひたすら海沿いを走りまくります。海は青く空はさらに青く、道は上って下って、狭くなり広くなり、まったく飽きることもなく走り続けることができました。


特に印象に残ったのは輪島の大沢間垣の里です。先人の知恵なのでしょうが要塞ぽくてかっこいいです。車の出入り口だけ繰り抜いてあるのが秘密基地感を演出していた気がします。


能登のさいはてである道の駅狼煙で昼食です。ここまでバイクはおろか車にも数えるほどしか遭遇しなかったのが、さすが道の駅は観光客で賑わっています。当初はここから禄剛崎まで徒歩で行く予定でしたが、すでにそれだけの体力が残っておらず、残念ながら諦めました。残念と言えば、道の駅のお隣には能登さいはて資料館なる施設があったことを後から知りました。ここも寄れずに来てしまったのが残念です。


能登のさいはてからは里山海道で一気に金沢まで引き返します。金沢から北陸自動車道で上越まで行き、上信越自動車道で妙高高原駅の宿へと向かいました。

走行距離: 478Km

走行ルート: Relive 'のと里山ツー DAY 2'

のと里山ツーリング Day 1

 2023年8月19日(土)

二泊三日で能登半島をツーリングしてきました。


ひたち野うしくインターから圏央道で練馬へ向かい関越道へ。先週は激混みだったであろう高坂SAで休憩し、藤岡JCTで上信越道へ。さすが碓氷峠あたりは涼しさを感じたものの、佐久平SAは9時前だというのにバイクを降りた途端に汗だくになる始末。更埴JCTから長野道に分岐すると再び高度が上がるのか空気が涼しいです。松本の手前、梓川SAで最後の休憩をしつつ給油を行い、松本ICで高速をおりました。

松本をおりた国道158号線は上高地方面へ向かう観光バスが連なっています。市街を抜けると道幅が狭くバス同士のすれ違いが困難です。

まず向かったのは北アルプス大橋です。安房峠トンネルは冷房が効いておりリフレッシュできました。奥飛騨温泉郷のさきに橋はありました。谷に橋がかかっているだけで何もありませんがアルプスが迫ってきます。ひっきりなしにバイクや車がきては停めて写真を撮っていきます。


星空街道国道471号線を神岡へ向かうと、道の駅 奥飛騨 温泉郷上宝があります。昼食休憩に寄りました。キャンプ場も併設している道の駅です。お蕎麦屋さんに入りましたが満席の様子なので外のテーブル席にしました。むしろエアコンがない室内より屋外の日陰でよかったかもしれません。

国道471号線を金沢方面に向かい、神岡町で高原川を渡ったところで高山方面に左折すると国道41号線に変わります。右折は富山方面となっています。この41号線がなかなか快適でペースがあがります。高度もあがるので涼しくもありツーリング気分を堪能できます。

飛騨市内で白河方面への案内に従い右折し、宮川に沿って走ります。角川の駅を過ぎたあたりで左折し橋を渡ります。国道360号線で天生峠を越え、白川郷に出ようと思います。


しかし、向かう峠方面は暗雲が立ち込めており非常に不安です。いよいよ峠道が始まったあたりにゲートがあり、ここより8キロ区間異常気象時通行止めの表示が目に入りました。これは不安倍増にさせられます。と思っていたら雨が降り出しました。

とりあえずカッパを着て思案しましたが、引き返して安全なルートで向かうことにしました。予定では30分ほどの峠道でしたが、引き返して東海北陸自動車道をつかって金沢入りすことにしました。高速道路はトンネルが多かったのであまり雨に濡れず通過することができました。


遠回りしたおかげでロスした時間を取り戻すべく快走していたところ、ナビが福光インターで降りるよう指示してきました。インターまで来てみたらこの先通行止めで強制的に一般道へ。あとから調べたところ、事故で福光-金沢森本間が通行止めになっていたようです。

気持ちが焦っていたせいで、地図で確認もせずウロウロしてしまい、落ち着いて確認してみたら目的地はまだまだ先であることが分かりました。

のと里山海道を走っていると海に沈む夕陽が見えました。意気消沈とはこのことです。

なぎさドライブウェイ今浜口に着いたときに日没時間は過ぎていましたが、夕焼け空のマジックアワーの時間帯でした。カメラの性能にも助けられ、なんとか写真に収めることができてホッとしました。

走行距離: 622Km

走行ルート: Relive 'のと里山ツー DAY 1'