天皇の代替わり,時代の変わり目のまさに節目の日に,われわれも一つの区切りのツーリングを挙行いたしました。目的地は3年前の事故現場の志賀草津高原ルート。空前絶後の10連休だけに少しゆっくりしようということで,伊香保温泉に宿を確保しました。
メンバーは,主役の長澤@Ninja1000,古橋@ブラバ,熊谷@MT07です。残念ながら今回,伊集院さんは予定が合わず不参加となりました。あ,身代わりのリトル長澤も本尊とともに帯同します。
いつもより遅めの11時に常総市石下のコンビニに集合。長澤さんが昨年の房総ダム巡りツーリングと同じくバイクレンタルしたのでした。
いつもの儀式,中華インカムの同期にいつものごとく時間がかかり出発は11時30分ごろになりました。天気予報は午後から雨マーク,でも降りませんようにと祈りながら・・・。
本日の目的地の一つは,宿にほど近い榛名山周辺。
令和に改元したのに合わせて,榛名神社で特別な御朱印をゲットするのも目的でした。それに,榛名と言えば頭文字Dの聖地。その街道を痛快に走り抜けるはずでした・・・。
ところが,圏央道から東北道に合流したところでGW渋滞ずっぽり。佐野サービスエリアでさすがに休憩するも,天気はなんとか持ってくれたので,できる限り進もうということで前橋インター下りるまで一気に走り続けました。
インター下りて17号沿いのガストで遅い昼食。出発に際し,ますます雲行きもアヤシイのでついにカッパを着ることにしました。この時,時計の針は午後3時になろうとしていました。
この暗い雲の色。今にも降り出さんばかり・・・。 |
よく見ると配付は4時までと書いてます |
御朱印は午後4時で終了とのこと。
早く温泉で温まろうということで伊香保温泉に進路を取りました。
みんなカッパを着てます |
リーズナブルなのは訳がありました。トイレは傾いているは、お風呂は微妙な臭いがするはで・・・。
でも、大女将さん(というかおばあちゃん)にはよくしてもらいました。
部屋からの眺め |
すると超速で卵焼きが運ばれてきました。なんと作りすぎて余ってたとのこと。まんまとはめられました。でも、美味しかったですよ。お勘定ではその償いなのかサービスしてもらいました。
台湾風卵焼き |
居酒屋香の前で |
Photo by 長澤氏 |
日付変わって2日目。天気も良好、ツーリング日より。いよいよ目的地の志賀草津道路へ向け出発です。
途中八ッ場ダムの工事現場に立ち寄りました。道の駅八ッ場より手前にある橋から望んだのですが、バンジージャンプが設置してありました。
この右手にジャンプ台がありました |
そして、草津温泉街を抜けて、さあいよいよ志賀草津高原ルートへと走り出したのですが・・・。
なんと検問所がありこれ以上バイクは先に登れないと言われてしまいました。草津白根山の噴火の影響で有毒ガスが発生しているからとのこと。
がく然となりました。なにせこのツーリングの一番の目的は事故現場に行くことなのに・・・。
検問所でもらった地図(下記チラシ)を見ながら、あーだこーだしてたら万座経由ならすごい遠回りだけど行けるんじゃね、ということがわかりました。
「私をスキーに連れてって」の逆バージョンです。古っ。
行けるところまで行き,スキー場のレストハウス駐車場でUターンしました。そこから,万座ハイウェイを目指し山を下り、そしてワインディングの登りです。
これより先にはバイクは行けませんでした |
なんとさらに雨が雪に変わりはじめました。
回りも残雪があちこちに見られて気温もどんどん低下。寒いぐらいになってきました。さすがに積もるほどではないですが・・・。
万座温泉街?を抜け上り詰めると志賀草津高原道路(国道292号線)に合流します。やはり、ここでも検問がありました。草津方面には行けないよ、という警告です。
我々は志賀高原方面に左折し、ついに現場に到着しました。
あれから3年経ちました。後ほど長澤さんのコメントを紹介します。
ここが事故現場。3年前とは違って元気な姿 |
道行く2台は我々 |
そして、長野県との境にある渋峠ホテルで昼食をとり,来た道を戻りながら国道最高地点で記念写真をパチリ(冒頭の写真)。今一度事故現場を通り過ぎ,万座ハイウェイを下りました。
帰りのルートは嬬恋村からいったん長野側へ出て浅間山麓を南下し,小諸インターから上信越道経由で戻りました。
長澤さんのレンタルバイクの返却時間が午後7時ということで早めに帰路につきましたが,結局ゴールデンウィーク渋滞に巻き込まれ,バイク返却は翌朝でもOKとなりました。
草津白根山沿いのわずか数キロを通れないために,私スキよろしく回り道をさせられたばかりに,ちょっと窮屈な旅になってしまいました。
事前の確認不足による自業自得なのですが・・・。
さて,最後にあれから苦節3年,ようやくリベンジなった長澤さんのコメントを記したいと思います。
『3年前は事故で中断してしまった雪の回廊ツーリングでしたが、今回は無事故で終えることができてホッとしています。
特に事故現場を通過するときは、さすがに感慨深いものがありました。
絶景を味わったりワインディングを堪能したりと、今回も思い出深い旅をすることができましたが、無事故こそツーリングには一番必要なものだと改めて心に刻んだ旅でもありました。』
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