220日ぶりのうつ伏せ

2016年11月29日(水)

さっきテレビを観ているとき、割と自然にうつ伏せ状態になったけど、思えば事故以来初めてかも知れないことに気が付きました。数えてみれば220日ぶりの快挙でした!


厳密にいえば、背骨に電極カテーテルを挿入する手術の時にも、うつ伏せで手術台に乗ったけど、あのときは周りの人に助けられながらでした。
https://touring-blog.blogspot.jp/2016/07/blog-post_19.html

当時から比べると、だいぶ肩や腕の可動域が広がったので、ひとりでゴロンと寝返りしてうつ伏せできるようになったみたいです。

Biceps M2あり

2016年11月24日(木)

針筋電図検査で上腕二頭筋反射が確認できました。


そこでドクターは電子カルテに「Biceps M2あり」と記録していました。「上腕二頭筋の反射としてM2波が確認できた。」ということでしょうか。

「4か月で現れるとは早い!神経が若いのね。」とおっしゃってくださいましたが、いえいえ、やはり先生の技術のおかげだと思います。

波が現れたといっても、まだまだ小さく短いので、これを強力にしていくリハビリが必要なようです。

まずはバイオフィードバックという、自分でも行えるリハビリ法を教えてもらいました。

今の問題として、肘を曲げようと力を入れると、伸ばすほうにも力が入ってしまうのです。

バイオフィードバック装置を使うと筋電(Electromyography;EMG)を自分で、しかも2個所を同時に測定できるので、フィードバックを確認しながら自分でトレーニングできます。もちろん測るのに針を使わないので安心です。

最初に正常な右腕のグラフです。上の段が上腕二頭筋、下が上腕三頭筋(肘を伸ばす)のEMGです。


肘を曲げようと力を入れると、上腕二頭筋(肘を曲げる)にだけ波が現れます。

次に左腕に付け替えてみました。


むしろ三頭筋に強くEMGが現れています。肘を伸ばそうとする力が働いていることになります。

肘を曲げたいのに、伸ばそうとする力も働くなんて、なんとも不思議なのですが、これを克服しないうちは、どんなに筋力をつけても無駄になってしまいます。

で、これをコントロールできるようにするには、、、繰り返し練習あるのみだそうです。

県北芸術祭に行ってきました

2016年11月20日(日)

ケガでバイクどころか車の運転もできないポンコツライダーなので、奥さんに運転してもらって県北芸術祭へドライブしてきました。


茨城県民は県の北部を「けんぽく」と呼ぶので、オフィシャルにも「KENPOKU ART 2016」のようです。花貫渓谷が紅葉真っ盛りの日曜日、高萩と日立を巡ってきました。

最初に向かったのは高萩の穂積家住宅です。
観光バスも来ており大盛況です。




次に向かったのは、日本の渚百選にも選ばれている、高戸小浜海岸です。


隣の高戸前浜海岸へは車で数分です。


最後に国道6号線で日立の「うのしまヴィラ」に向かいました。




行きたいと思いつつも結局最終日まで叶いませんでしたが、一緒に連れて行った子供も、いつの間にか真剣なまなざしを向けていたようでした。

KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
https://kenpoku-art.jp/

メディカルIDを登録しました

2016年11月15日(火)

事故や病気で意識が無くなったとき、近くの人から家族へ連絡をしてもらえるよう、遅ればせながらiPhoneにメディカルIDを設定しました。


今回はツーリングライダーなら誰でも知っておくべきTipsです。

自分が事故にあったとき、仲間は僕の家族に連絡を取ろうとしましたが、誰も僕の家内の携帯番号など知らず、だいぶ苦労をしたそうです。

実は、iPhoneにメディカルIDを登録しておけば、そうした緊急時にスムーズに連絡することができたということを知りました。

登録は「ヘルスケア」から行います。

最初に起動すると、名前や生年月日、既往症やアレルギーの登録ができるほか、緊急連絡先も複数登録することができます。

メディカルIDに登録した連絡先は、パスコードが分からなくても、緊急連絡先から発信することが可能です。


ロック解除ボタンを押して、パスコードの入力画面を出したら、左下の「緊急」をタップします。


ここから警察や消防への発信も可能ですが、左下の「メディカルID」をタップすると


あらかじめ登録しておいた緊急連絡先へ、電話をかけてもらうことができます。

Androidの場合は、アドレス帳に「In Case of Emergency (ICE)」があれば、そこに登録することで、ロック画面から発信ができるようです。

当然、身内の電話番号に誰からでもアクセスされるというリスクはありますが、意識不明で病院に運ばれた身としては、事前に登録しておくべきだったと思っています。


事故時のウェア

2016年11月10日(木)

明日はポッキーの日でしたね。というわけで、自分がポッキンした時に着ていたウェア類の写真です。


ジャケットは、コミネのJK-551プロテクションウインタージャケットといいます。肘、肩それと胸にハードプロテクター、背中にウレタンパッドがついています。

脱がすため、病院に着いてすぐにハサミで切ってもらいました。

手首のあたりはぶつけたような跡がわかりますが、肩は特になさそうです。それより胸にぶつけたような跡があるので、プロテクターは効果があったかなと思います。


パンツもコミネでPK-907といいます。膝にハードプロテクターがついています。

確か上下ともCE規格のプロテクターだったと思います。

パンツもジーンズ程度でなくてよかったと思います。


リーズナブルな値段でバイクウェアのユニクロ的なコミネですが、プロテクション効果は十分あったと思います。

グローブはデイトナのゴートスキングローブです。

これも脱がしてもらうためにハサミで切ってもらいました。

折れた小指のところが曲がったまま固くなっています。



ちなみに事故の時にかぶっていたヘルメットの写真はこちらです。