8月25日(月)
一泊二日のロングツーリングも今日は復路です。岩手から茨城まで高速道路を一気に走ります。さて今日中にたどり着くことができるでしょうか?
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昨夜バイクを留めさせてもらった駐車場ですが、気が付けば看板が壊れています。そういえば、菊地旅館さんもやっと営業を再開できたとウェブに書いてありました。やっぱりここも被災地なのです。
石ノ森漫画館も営業を再開できましたが、今日は時間が早いので記念撮影だけしておきます。
早朝の北上川を河口に向かい右岸を走行し、北上川を渡らずに釜谷地区に向かいます。
このあたりは釜谷地区、韮島地区などの集落が立ち並び、その一角に大川小学校は立っていたということです。慰霊碑の祭壇に以前の集落の写真がありました。それがいまは、何もない平野に小学校跡だけが残った状態です。
ここでも我々は自然が持つすさまじい破壊力を見せつけられ、その計り知れないなパワーにただ畏怖するのみです。そしてまた、3年経った今でさえ、ここにいるだけで感じるこの恐怖感。その瞬間ここにいた人たちの感じた恐怖を想像しただけで感極まってしまいました。
ここからまた南三陸町を通過し、気仙沼へと向かいます。国道45号線は復興道路とも呼ばれ、特に志津川を過ぎるとたくさんのダンプが行きかいます。
気仙沼は一段とダンプが多く、市街地に向かう道路は渋滞です。今月グランドオープンしたばかりの海の市に寄りお土産を買いこみます。
気仙沼を過ぎるといよいよ岩手県です。陸前高田市で奇跡の一本松を見学に行きます。ここは市営の無料駐車場があるので、そこにバイクを停めて少し歩きます。バス停もありました。
松の木自体はいわばレプリカのようですが、見た目には違和感はありません。その凛とした姿の一本松と、すべてを失った荒野、そして廃墟となってしまったユースホステルの3つの要素が一体となって、訪れる人に再生や復興、希望を与えているのだと感じました。
ここが今回の旅のゴールです。
陸前高田から気仙沼へ戻り、千厩から花泉を経由して若泉金成ICで東北道に乗ります。郡山から磐越道に分かれ、常磐道でつくば牛久ICまで戻ってきました。
残りの写真はこちらから
全走行距離: 1,110.5Km
本日の走行ルート
https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zzmebsNN0myo.kxbaLLiNL-V8
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